1日200個のカヌレが連日完売するという、人気カフェ『珈琲とカヌレ』へ行ってきました。


お店は、豊橋市駅前大通りの水上ビルの一角にあります。


実は、先週の日曜日の16時ごろにお邪魔したのですが、お目当てのカヌレはすでに完売。


本日もカヌレを求めて、再び訪問します！


13時5分、『珈琲とカヌレ』へ到着。


昼時を過ぎていたせいか、店内はさほど混んではいません。


しかし、レジ前にはすでに3組のお客さんが並んでいます。


ココは、ランチでカレーなども提供しているので、カヌレを食べる前にカレーを頂きたいと思います。


私の前に居たお客さんはすべてテイクアウトで、カヌレを提げて店外へと去っていきます。


私の順番がきたので、「ランチって、何時までやってますか？」と聞いてみる。


すると、若い女性店員は、こう答える。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
ランチは、15時までやっているんですが、売り切れた時点で終了となります。

申し訳ございませんが、本日はもうカレーがすべて売れてしまって……すみません。
ーーーーーーーーーーーーーーーー

とのこと。


1日何食分のカレーを提供しているのか不明ではあるが、まだ13時を少し回ったばかりである。


「カヌレの前に、まずカレーを」と考えている方々が、とても多かったのか？


「まあ、ランチまた別の機会に」と気を取り直して、カヌレを注文します。


カヌレの他に、フロランタンという焼菓子もありました。


カヌレは、ノーマル以外に4種類のフレーバーカヌレがあります。


フレーバーは、ショコラ・抹茶・ほうじ茶・アールグレイの4つ。


また、ノーマルカヌレに生クリームをちょい足しした【わたぼうしカヌレ】なんてメニューもありました。


メニュー表の画像を見ると、カヌレの天辺から側面へかけて、ドロっとした生クリームがかかっています。


ちょうどその様が、綿帽子を被ったお嫁さんのように見えます。


この色黒の新妻は、どこへ嫁いでいくのでしょうか……？


やはり、ノーマルなカヌレはここのカヌレの味を知る上で、欠かせない一品なので、当然これは注文します。


もう一つは、4つのフレーバーカヌレから選びたいと思い、店員さんへ伺ってみる。


「フレーバーの中で、お姉さんのオススメって、どれですか？」と。


すると、クスッと笑ってから店員さんがこのように答えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
う～んっ、そうですねぇ……どれもオススメで、私は全部好きなんですけど、強いて挙げるなら、アールグレイか抹茶ですかねぇ……。

抹茶は中に、あんこが入っていますよ。

でも、カヌレを2つ召し上がるのであれば、さっぱりしているアールグレイはいかがでしょうか？
ーーーーーーーーーーーーーーーー

と。


「じゃあ、アールグレイにします！」


女性の意見には、おとなしく従う私です。


コーヒーは、アイスアメリカーナを注文。


では、実食。


ここのカヌレは、銅製のカヌレ型を使用し、その型の内側を純正の蜜蝋でコーティングするという、正統的な作り方をしています。


愛知県・田原産の「なごみたまご」、マダガスカル産のバニラビーンズ、甜菜糖、カソナードシュガーを使用するなど、とても材料にはこだわっています。


カリっとした外側の食感とモチモチっとした内側の食感。


ことに、外側が固すぎない点は、とても評価できます。


お店によっては、前歯が折れるんじゃないかと思うぐらい固いのがありますので……。


ノーマルカヌレ、かなり美味しいです！


次は、アールグレイ味のカヌレ。


ノーマルカヌレと比べやや小さめ。


頂上には、小さくカットされたオレンジの蜜煮が2切れ乗っています。


カヌレの上辺を、フランス最高級ヴァローナ社のオパリス（ホワイトチョコレート）で、デコレーションしています。


ミルクでアールグレイの茶葉を煮出しているので、まろやかな味わい。


口の中で、ベルガモットの芳醇な香りが広がります。


アールグレイも、また旨い！


カヌレと二つ看板になっているコーヒーも、これまたイケてます！


カヌレって、シンプルで素朴なお菓子なので、とどのつまり素材と調理の仕方で美味しさが左右されると思うのです。


『珈琲とカヌレ』のカヌレは、厳選された素材で、一つ一つ丁寧に作られているからこそ、こんなに旨いんでしょうね。


ココは、何度も通いたくなるお店です。


美味しいカヌレと珈琲、ご馳走さまでした。