デラックスハンバーグ
40代後半  愛知県
2016/09/26 19:04
デラックスハンバーグ
先日、ステーキ・ハンバーグの専門店【ステーキガスト】でランチをしてきた。


このお店は、ステーキもしくはハンバーグのメイン料理を注文すると、ランチバーと健康サラダバーの食べ放題がつくシステムとなっている。



今回は、『ステーキガスト史上最大!たっぷり225g!!』という謳い文句にひかれて、【粗挽きデラックスハンバーグ】を頼んだ。


では早速、【ランチバー】と【健康サラダバー】の偵察をしてみよう!


【ランチバー】には、パン・ライス・スープ・カレー があり、【健康サラダバー】には、新鮮な野菜とカットフルーツが用意されていた。


パンは、設置されているオーブントースターで、お好みの焼き加減にすることができる。


ライスは、白米と炊き込みご飯の二種類があり、カレーのルーもあるので、必要とあらばカレーライスにして食べることも可能だ。


本日のスープは、中華スープとコーンポタージュの二種。


先ずは、健康サラダバーから攻略してゆく。


薄くスライスされたタマネギ、サラダスパゲティ、粒コーン、オクラ、それとディッシャーでポテトサラダを二度すくって、お皿に盛り付ける。


ドレッシングは和風にしたが、これだけでは薄味であろうと思い、あえて掟破りを試みた。


サラダドレッシングの横には、ステーキ・ハンバーグ用のソースが置いてある。


このソースの中から、【辛口サルサソース】を選び、和風ドレッシングをすでに浴びているサラダの上に、コイツをかけてみた。


サラダのお皿を自分のテーブルまで運び終えたら、次はスープだ。


スープカップの中へ、コーンポタージュをなみなみと注いだら、次はカレーライスに取り掛かろう!


何ともせわしないランチタイムだ!


ちょいちょい食べ放題のお店で見掛ける光景なのだが、まるでフードファイターのように、食べ物を胃の中へ詰め込んでいる方々がいる。


端から見ると、こういう人たちは、楽しんで食事をしているようには思えないのだ。


楽しむどころか、悲壮感すら漂っている。


そこで私は、ある仮説を立ててみた。


彼らが、何故、こんなにも必死なのか?


それは、自らの意志ではなく、第三者の意志が働いているのではないかと……。


『鬼嫁黒幕説』が、ソレだ!


もし、気の弱い男性の傍らに、北斗晶のような【鬼嫁】もしくは【鬼彼女】が寄り添っていたら、楽しいはずの食事も拷問と化すであろう。


鬼嫁は、開口一番このように言うはずだ。


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いいかっ!晩飯は、手抜きをするから、ここで、シッカリと晩飯の分まで食っとくんだぞ!!汁物は、意外と腹がふくれるからなあ、スープは一回だけ。おかわりしたら、ビンタだぞ!
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次は、料理のチョイスに細々と口を挟んでくるに違いない!

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おいっ!お前!!何でサラスパなんか盛ってくるんだよ!麺類は、腹にたまるだろうがっ!消化にいいキャベツとか、満腹にならないレタスを山盛りにしてこいよ!馬鹿だな、オメエはっ!!
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カレーライスなんか、鬼嫁の目の前で食べたら、大変なことになる。

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コラッ!お前、なんでカレーライスなんか食ってるんだよ!ここは、CoCo壱か?ご飯は、ステーキとかハンバーグが来てから食えや!そんなの常識だろうが!どうしても、カレーが食いたいなら、ルーだけにしろ、ルーだけに!
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こんな事をいちいち言われながら、大食いを強制されたら、間違いなく悲壮感が漂うであろう。



あれっ!?粗挽きデラックスハンバーグが来たぞ!


熱々の鉄板の上では、量感のあるハンバーグが、ジュウジュウと小気味の良い音を立てている。


薄切りのタマネギの敷布の上で、程よく焦げ目のついたハンバーグが、フライドポテトを枕にして、お昼寝をしているようだ。


寝ているところへ、ナイフを入れるのは忍びないが、切り分けるよ、ハンバーグさん!


ステーキ用のソースは、6種類あるのだが、今回は、にんにく醤油ソース・和風たまねぎソース・テリヤキソース・辛口サルサソースの4つにしてみた。


辛口とは言うものの、ソレほど辛くはない【辛口サルサソース】が、ハンバーグには一番合うような気がする。


あ~あ、お腹イッパイだ!次回は、ステーキを食べに来よう!



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