モーニング喫茶リヨン
名古屋の朝は早い!
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名古屋の朝は早いって……どこの朝かて、早いがなあ!ほな、名古屋の朝だけが早ようて、よその県の朝は、夜でっか?
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「名古屋の朝は早い」と書いてから、ふと笑福亭松之助(明石家さんまの師匠)が昔演っていた漫談のネタを思い出した。
そんな事は、どうでもいい!!
今朝、名古屋にある『モーニング喫茶 リヨン』へ行ってきた。
ここは、一日中モーニングサービスを行っていることで名高い。
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一日中モーニングやってはったら、もうモーニングやあらへんがな!
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松之助師匠なら間違いなく、こう突っ込むであろう!
朝の8時に開店だが、すでに20人ほどの行列が出来ていた。
お一人様の入店だったので、8人掛けの長テーブルで相席となる。
飲み物を一杯注文すると、以下の軽食が無料で付いてくるのだ。
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●トースト・玉子・カステラ
●フルーツプレスサンド
●小倉あんプレスサンド
●ピーナッツクリームプレスサンド
●ポテトサラダプレスサンド
●野菜サラダプレスサンド
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私は、小倉あんプレスサンドとホットコーヒーを頼む。
店内満席御礼のため、注文した品が来るのに、20分ほどかかった。
うっすらと焦げ目のついたトーストには、少量のバターと小倉あんが挟まれている。
プレスサンドの乗るお皿の片隅には、豆菓子が添えられている。
以前アップした日記、『モーニングバイキング』の中に、「昔、名古屋は茶の湯の盛んな地域であった。その喫茶の風習が現代になって、抹茶からコーヒーへと変わったのでは?」と書いた。
まさに、この小倉トーストや豆菓子を頂きながら、コーヒーを飲む習慣は、茶の湯を連想させる。
あんこを使用した小倉トーストは、茶会で出される主菓子(おもがし)を、豆菓子は、同じく茶会で供される干菓子を思わせるのだ。
コーヒーは、飛びきりウマい訳ではなく、極々普通の味である。
プレスサンドの方は、程よく焼けたサクサクのトーストに、甘い小倉あんがぴったりとマッチしていた。
これでお会計が、コーヒーの代金410円のみとは、なかなかコスパの高いモーニングサービスである!