カフェ『COOK TOWN』
最近の私は、休日の朝に、名古屋のモーニングを食べ歩く「モーニング親父。」と化している。
名古屋のスパイラルタワーからほど近い場所に、『 COOK TOWN(クック タウン) 』というカフェがある。
このお店が、自ら【カフェ】と称しているのでそう書いたのだが、どこからどう見ても喫茶店だ。
360度見渡しても、床に仰向けになって首をめぐらして見ても、天井から見下ろしても、やはり喫茶店である。
カフェのようにコジャレた空間ではないが、小綺麗でユッタリとくつろげるお店だ。
お冷とおしぼりを運んできたおばちゃんに、「お飲物を選んでください」と言われたので、私はホットコーヒーを注文する。
次に、おばちゃんの口から、このような言葉が発せられた!
「耳は切りますか?」
「…………はっ!?」、である。
思わず知らず、片手で片耳をかばいながら、「いやいや、私はゴッホではないので、耳は切らないでください!」と心の中でつぶやく。
目をむく私におばちゃんは、「モーニングサービスで付く、ホットサンドの耳はそのままでいいですか?」と聞き直す。
何だ、パンの耳を切り落とすかどうかを聞いているワケかあ……。
私のあとから入店してきたお客さんとも、この奇妙な会話が次々と交わされていく……
「耳は切りますか?」、「えっ!?」
「耳は切りますか?」、「何です!?」
と……。
注文してわずか数分後に、コーヒーとホットサンドが運ばれてきた。
はからずも、「早っ!!」という言葉が口をついて出てしまう。
ちなみに、このホットサンドは作りおきではない!
あとから入ってきたお客さんの目の前へ、飲み物とホットサンドが来るまでの時間を測ってみることにした。
入店したお客さんが、飲み物を注文し終えると、厨房から生卵をシャカシャカと撹拌(かくはん)する小気味よい音が響いてくる。
さほど間をおかずに、トースターの「チン」という澄んだ音が鳴る。
「お待ちどおさま」と料理を運んで来るまでの時間が4分弱だ!
まさしく驚嘆に値する【4分弱の早業】である!!
では、ホットサンドとコーヒーを頂くことにしよう。
葡萄(ぶどう)の葉の絵付けがされているカップソーサーとコーヒーカップが、とてもお洒落である。
コーヒー用の砂糖を匙ですくう備え付けのシュガーポット、そしてミルクの入ったステンレス製の小さな海軍ピッチャー。
この二つこそ、【ザ・喫茶店】とも言うべきアイテムである!
コーヒーの味は、私好みで、なかなかウマい。
ホットサンドは、こんがりと焼けたトーストに、少量の塩が入った薄焼き玉子とキュウリが挟んである。
キュウリの側にはマヨネーズを、玉子焼きの側にはトマトケチャップが塗られていた。
いたってシンプルな味付けではあるが、このホットサンドはバカうまである。
これだけのモノが、コーヒー1杯の料金380円で頂けるのだ!
「はたして儲けはあるのかなあ?」と心配はしつつも、このコスパの高さに大満足してしまう私であった。
コメント
2016/11/26 20:43
4. >>3 まっさんさん
確かに、カフェ巡りはいいですね!
名古屋の場合は、洒落乙なカフェとサービス満点の喫茶店、この両方を楽しめますよ(^o^)v
返コメ
2016/11/26 19:08
3. >>2 まささん
私もカフェ巡り好きなんですよねぇ
カフェでマッタリしながら
手紙の下書き書いてたり
最近、若い学生さん達は、
カフェで勉強してる
姿を見かけます
返コメ
2016/11/26 15:56
2. >>1 まっさんさん
コメントありがとうございます!
本当に、これで380円ですよ(^o^)v
名古屋モーニング、恐るべしです!!
返コメ
2016/11/26 14:38
1. 380円って本当ですかぁ?!
サービスとは言え写メのホットサンド
サービスとは思えない量ですね
さすが名古屋
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