稀代のｸｾ馬として名を馳せたﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝが大晦日に３０歳で死亡しました｡
同世代でﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝにとっては目の上のたんこぶであり昨年１０月に死亡したｼﾝﾎﾞﾘﾙﾄﾞﾙﾌを追うかのような同年の死､競走時と同じようにｼﾝﾎﾞﾙﾙﾄﾞﾙﾌを追うなんてﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝらしい気がします｡

ﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝは天才田原をもってしても御しきれなかった馬で２回失格（１着入線､ﾊﾅ差２着入線）となっている馬です｡
一番印象に残るﾚｰｽはﾊﾅ差２着の春天になります｡

自分のｱｲﾄﾞﾙﾎｰｽであるｱｻﾋｴﾝﾍﾟﾗｰへのｺﾞｰﾙ直前進路妨害による失格でした｡
当時は降着制度がなく失格となっています｡
ＧⅠでの失格ということで降着制度導入のｷｯｶｹを作った馬です｡

春天時は４ｺｰﾅｰを回ってﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝが終始外へ逃げ気味となり外のｱｻﾋｴﾝﾍﾟﾗｰは追い辛い形でした｡
ｺﾞｰﾙ直前では右前にいたﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝが外に斜行､ｱｻﾋｴﾝﾍﾟﾗｰの鼻先を横切りｱｻﾋｴﾝﾍﾟﾗｰはﾊﾞﾗﾝｽを崩すような走りとなりｺﾞｰﾙはしたものの骨折し１年休養(´；ω；｀)
内をついたﾐﾎｼﾝｻﾞﾝとはﾊﾅ差で､ｺﾞｰﾙ直前の斜行がなければ１着だったはずで､わざわざ２着になるために斜行してしまうとは(･_･;)
実は１着だったけど、１着馬失格は不味いから２着にしたとか言われていますが真偽のほどは？？？
勝馬ミホシンザンの騎手柴田政人は勝ってるって言ってますし、ニシノライデンの田原も勝っていたと言ってますが...

他ﾚｰｽでもｺﾞｰﾙ直前でよれてしまい頭差２着もあるし､直線で影に驚いてｼﾞｬﾝﾌﾟしてみたりと｡

当時ｱｻﾋｴﾝﾍﾟﾗｰの単勝を買っていた自分にとってはﾆｼﾉﾗｲﾃﾞﾝにヽ(`Д´)ﾉ（怒）でしたが､今となっては懐かしい感じがします｡

天国で待っているｼﾝﾎﾞﾘﾙﾄﾞﾙﾌには現役時代の借りを返して欲しいです(#^.^#)