つい現実から遠ざかってしまう(--;
今の心境
あぁ 心地良い
眠気と目の前の感動が交錯していて
この椅子から立ちたくないのである
何となく
サンライズのラウンジで座りながら車窓を楽しんでいる感覚に似ている
深夜のラウンジ車両
誰もいない静まり返った空間に灯りだけが灯されている
時たま聞こえる人の足跡
無の景色に彩りが生まれる
決して悪くないのだ
聞こえてくる車輪と線路の重なる音
そして
目の前にいるかもしれない仮想の女性
会話が重なって
笑い声が生まれる
想像の景色
とても落ち着くのである
まだ
眠りたくないのかもしれない
仮想の中でただ一人
ラウンジのソファで灯火を眺めている